食べられるお箸ってどういうこと?
「お箸って食べ物を食べるために使うものであって、お箸を食べるなんてことはない」そんな常識を覆すような「食べられるお箸」が熊本で開発され話題になっています。
食べられるお箸(畳味) Eatable chopsticks(“TATAMI”flavor)
この動画は、どうして畳(タタミ)味の食べられる箸が生まれたの?という疑問にこたえる内容になっています。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
畳の原料となる「いぐさ」の産地、熊本県。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
熊本県はいぐさの国内シェア96%を持っています!日本でつかわれている国産畳の原料は、ほぼすべてが熊本産だということになりますね!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
しかし、いぐさの農家の戸数は年々減少しているのがわかります。畳の需要、減っているんですね…。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
最近の人たちに、もっと畳と口にしてほしい…畳と口にしてほしい…。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
そんな強い想いから生まれたのが、こちらの「畳を口に入れられるお箸」です。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
畳の目の様子がしっかりと再現されているデザイン。畳への愛がビシビシ伝わってきます…。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
なんと、畳の原料になっているいぐさは、レタスの約60倍の食物繊維を含んでいるのだとか!食物繊維に肥満防止効果があるのはよく知られるようになってきています。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
そしてこの箸1膳でサラダ1皿分の食物繊維を含んでいるというから驚きです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=qBOXZBgXqDs
つまり、それって、食事した後にこの箸を食べればサラダを注文しなくてもいいということじゃないですか!箸にもなり、栄養満点。畳の力は無限大です(笑)。
実は400年前にも…
熊本県と言えば熊本城。実は熊本城は、食べられる城と呼ばれているんですよ!
「ブラタモリ」の熊本城の回おもしろかった〜。
『やりすぎ城』がテーマだったけど、朝鮮出兵も経験した清正公は籠城に備えて井戸を120基&壁・畳も食べられるように保存食の茎で作っていたりもする。
知れば知るほど熊本城は凄いんです! pic.twitter.com/x0f835GFuG
— NOF (@nof_toro) 2016年3月19日
城にこもって何日も戦うと食料が足りなくなる可能性があることから、壁や畳にサトイモの茎を使ったり壁にカンピョウが塗り込んでいたといいます。

出典:http://igsa.jp/idea/20170331_pressrelease.pdf
約半世紀前から続く熊本の姿を伝えているともいえる食べられる畳は、「うまと」 「藺家」 「CASA Afeliz Ginza」の3店舗で食べることができるそうなので気になった方はぜひ行ってみてください!
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