ぱなまんは「徹頭徹尾歌い手」の硬派な男!
ぱなまんさんはかなりの人気を集めながらも、徹底して歌ってみただけを作り続ける歌い手です。ここでは動画だけでなく、歌ってみたに対する姿勢からも垣間見える、ぱなまんさんの魅力を紹介します。
キミコもしかしてファンデ変えた? pic.twitter.com/SarEM1Z7ZP
— ぱなまん (@pana_pana_man) 2016年10月16日
ぱなまんさんは、こうした思わずクスリと来るシュールなtweetもしている人ですが、実はプロフィールのほとんどが謎に包まれています。現段階で確かに分かっているのは、歌ってみたに活動を特化していること、そして男性であることくらいです。
しかし人気は確かなもので、2017年5月現在で100万回以上再生が2本、50万回以上再生が4本、「歌い手データベース」内での殿堂入り動画35本という驚異的な再生回数を誇っています(全て歌ってみたによるもの)。
『シャルル』を歌ってみた【ぱなまん】
こちらがぱなまんさんの最新動画で、2017年3月11日に投稿された「シャルル」の歌ってみたです。オリジナルは中毒性のある楽曲を多く作っているボカロPバルーンさん。投稿から2ヶ月しか経っていないにもかかわらず、すでに30万回を超える再生回数を記録しています。
ぱなまん先生が歌うシャルル、とても色気があってぱなまん先生のものになっていてぱねえまんです。
— ぺりぺり。 (@pop__omame) 2017年3月12日
多くの実力派歌い手が歌ってみたを投稿している曲「シャルル」ですが、ぱなまんさんが歌う「シャルル」には尋常ではない色気が満ち溢れています。その色気は男の筆者ですら聴いているとなぜかドキドキしてしまうほど。あれ、筆者って女の子なのかもしれない……?(何言ってんだ)

出典:https://www.youtube.com/channel/UCbwaUX46aLBeRkNwe8zzobw/feed
2016年7月10日にはついにYouTubeチャンネルを開設しています。その理由は「あまりにもyoutubeへの転載が絶えないので、自分自身で投稿し動画管理することに決めました」とのこと(チャンネル概要欄より)。この著作権に対しての真面目な姿勢も、ぱなまんさんの魅力のひとつなんです。
※動画は御本家より
※恐縮ですが、こちらの歌ってみたにはアレンジが多分に含まれます。
※私の関わっていない動画においては私の名前をコメントしないようご配慮頂けますと幸いです。
※youtube等、許可なく他サイトへ転載することはおやめください。
こちらは「シャルル」の歌ってみたの主コメ欄の最後に書かれているコメントです。ぱなまんさんは必ずと言っていいほど主コメ欄にこうした文言を入れ、マナー違反や著作権侵害が起きないような配慮をしています。それでも動画転載(著作権侵害)が起きたために、YouTubeチャンネルを開設したのです。
活動スタイルも硬派、著作権に対する姿勢も硬派、にもかかわらず歌い方は色気ムンムン。なにそのギャップ!これでハマらずにいられますかって話です。
僕にも完成品届いてました。感無量です…。 pic.twitter.com/fqLZ8lZhIk
— ぱなまん (@pana_pana_man) 2015年12月27日
そんなぱなまんさんは2016年1月6日にアルバム『カンパニュラ』をリリースしています。14曲の珠玉の歌ってみた及び書き下ろし曲がずらりと並んだファン垂涎の1枚です。
1stアルバム『カンパニュラ』収録曲から3曲紹介!
以下ではこのアルバム『カンパニュラ』から、アルバムの雰囲気が感じられる3本の歌ってみた動画を紹介します。ぱなまんさんのファンはもちろん、ここまで読んで「シャルルいいじゃん!」と思っている人も必聴ですよ!
『バッド・ダンス・ホール』を歌ってみた【ぱなまん】
アルバムの幕開けを飾っているのがこちらの「バッド・ダンス・ホール」です。イラストレーターの田中寛崇さんが担当したMVのイラストは、アルバムのジャケットにもなっています。アルバムリリース後の2016年1月8日に投稿されて、ニコニコ動画だけで現在128万回以上再生されている超人気曲です。
作詞作曲は歌い手兼ボカロPのカラスヤサボウさん。

出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm27966373
ぱなまんバッドダンスホールで体力回復…
— 青犬丸
貯めようか (@aoin0_34) 2016年5月7日
めちゃくちゃアップテンポな曲調と、テンション高めのぱなまんさんのボーカルが大きな魅力です。多少落ち込んでいても「ちくしょう!やってやる!」みたいな気分になってきます。特に曲の一番最後のシャウトは思わず画面の前で一緒にシャウトしてしまうほどのパワーです。
とこんな力を持っているのに歌い手であり続けるなんて、どこまで硬派なんだ……。
『About me』を 歌ってみた【ぱなまん】
続いて紹介するのはアルバムの2曲目に収録された「About me」です。ぱなまんさんの歌ってみたの中では一番人気で、2014年2月21日に投稿されて現在132万回以上再生されています。オリジナルはpapiyonこと蝶々Pさん。ほとんどが英詞の超オサレ曲です。

出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm22937796
めっちゃかっこいいほんとにかっこいい。英語もすごい好きだけど日本語のとこの切なさ。たまらない。この切なさのなかにある艶やかなあああああ!!!← 『About me』を 歌ってみた【ぱなまん】 (4:5) #sm22937796 http://t.co/kD781zgIMh
— えるも (@aji_s_a_94127) 2014年12月7日
オリジナルの素敵な歌詞を、英語も含めてしっかり歌い上げるぱなまんさんのボーカルは流石の一言です。ちなみに動画には英詞の和訳がいくつかコメントで表示されています。それぞれ趣向が違うので好きな和訳を見つけてみてください。
『フレル』を 歌ってみた【ぱなまん】
こちらはアルバムの最後を飾る「フレル」の歌ってみたです。2014年11月9日に投稿され、現在約19万回再生されている殿堂入り動画となっています。一つ一つのフレーズに情感をたっぷり込めており、聴けば聴くほど心にガンガン響いてきます。
特に筆者は3分35秒の「黙ってろ!」の部分の歌声にやたらと感動し、たまらず泣いてしまいました。

出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm24878204
『フレル』を 歌ってみた【ぱなまん】 (5:54) http://t.co/IDi4Pma7rM #sm24878204 もうエモい。どストレートなフレル。感情の爆発がぱなまんさんの色なんだろうなと
— くるくる(くるわ) (@kurukurukuruwa) 2014年11月10日
MVはオリジナルを作ったボカロPのminjtaさんが作ったもの。ロックミュージシャンのビデオクリップ感が強く、これにぱなまんさんのボーカルが重なると、途中から完全にメジャーアーティストのMVを観ている気分になってきます。それほどにぱなまんさんの歌声がスゴいんです。
ぱなまん好きですって人私の周りじゃあんま見かけないけどまじであの方は選曲も歌唱力も最高だから聞いて欲しい
— れもんち (@remotintin) 2016年5月31日
ぱなまん選曲がヤバくない?
— かのん
(@_Gobell_) 2016年1月24日
ぱなまさんは「選曲に定評のあるぱなまん」というタグがつけられるほど、選曲のセンスも抜群です。アルバムにもそのセンスは発揮されており、単に人気の曲をまとめるのではなく、音楽として質の良いものをちゃんと選んで収録しています。
ぜひこちらの公式サイトから曲のリストを確認して、他の曲も聴いてみてください。きっと素敵な歌ってみた動画に、そしてオリジナルのボカロ曲に出会えるはずです。
アルバムリリース後の歌ってみたから3本紹介!
ぱなまんさんは『カンパニュラ』リリース後も、すでに6曲の歌ってみた動画を投稿しています。冒頭で紹介した「シャルル」はそのうちの1曲。以下では「シャルル」を除いた5曲のうち、3曲を紹介します。
『花瓶に触れた』を歌ってみた【ぱなまん】
1曲目は数々の名歌い手が歌ってみたを投稿している名曲「花瓶に触れた」。2016年7月2日に投稿されて、現在51万回以上再生されている人気動画です。オリジナルは「シャルル」と同じバルーンさん。
バルーン(vocal.ぱなまん)/花瓶に触れた
悪いとこもしっくりこない所も無い圧倒的これだ感。最近は男性歌い手は丸っきりぱなまんさんに染まりきってます。選曲も好きだし実力派で聴いていて心地いいです。もう1曲ぐらい出すかも!— なるみかん@無言フォロー巡回 (@naru_mikan_27) 2017年4月9日
『花瓶に触れた』を歌ってみた【ぱなまん】 (3:42) #sm29164680 https://t.co/bW25FCgH0f
Cメロの気怠さ、コーラスの遊び心と世界観が
「流石ぱなまんさんだ…!」と思わせる作品。故に大好き!!
— Reg (@Reg_singeR) 2016年7月2日
ボーカルはもちろんですが、「コーラスに定評のあるぱなまん」というタグさえつけられるコーラスもぜひ耳を傾けてほしいところです。主旋律のボーカルがこれだけクセが強いのに、それに違和感なくコーラスがついてくるのは、もはや不思議なレベル(笑)聴くときはイヤホン推奨です。
『君色に染まる』を歌ってみた【ぱなまん】
2曲目はファンたちの意表をついた選曲「君色に染まる」です。オリジナルはボカロPであるTOKOTOKO(西沢さんP)さん。2016年11月9日にはアニメ『魔法少女なんてもういいですから。セカンドシーズン』の主題歌としても採用された、超がつく可愛い曲です。
意外な選曲にもかかわらず、2016年4月9日に投稿され、現在約49万回再生されている人気動画となっています。
8. 君色に染まる – TOKOTOKO(西沢さんP) feat.GUMI
私は断然ぱなまん推しなのでそっちで聴いてる。ぱなまんさん声がめっちゃ素敵なんよ……!
めっちゃ爽やかで素敵な曲なので、朝に聴くのをオススメします— まるめろ (@marumelody_WT) 2017年4月21日
筆者はオリジナル曲を知っていたので正直「さすがのぱなまんさんでも、この曲は無理なんじゃ……」と思っていました。しかし聴いてみると、驚くほど爽やかな仕上がりになっているではありませんか!やきもきと恋をする主人公の気持ちを、持ち前の表現力で情感たっぷりに歌い上げているのは流石です。
『芥の部屋は錆色に沈む』を歌ってみた【ぱなまん】
最後に紹介するのはボカロP「こんにちは谷田さん」のオリジナル曲「芥の部屋は錆色に沈む」の歌ってみたです。2016年8月20日に投稿され、現在29万回以上再生されています。オリジナルの完成度もさることながら、楽曲にバシっと合わせてくるぱなまんさんのボーカルも圧倒的です。
『芥の部屋は錆色に沈む』を歌ってみた【ぱなまん】 (4:14) #sm29484312 https://t.co/1pbHOyK6sh
もお、な、これはいかん、かっこいいエモい
— あやか ⍨⃝︎ (@ppay4) 2017年3月11日
『芥の部屋は錆色に沈む』を歌ってみた【ぱなまん】https://t.co/QIA9IW8azQ
あっ、こ、これは…— ジョン万太郎 (@johnta_nothing) 2017年5月10日
そのかっこよさは若干言葉を失うほど。特に3分26秒からの畳み掛けるようなパートは、誰しもが良い意味での鳥肌を立てるはず。ゴリゴリのロックボーカルが好きな人はぜひとも聴くべきでしょう。
「ぱなまん」にずっとついていくぜ!
ただひたすら「歌い手」としての活動を貫き、しかも抜群の選曲センスと歌唱力を備えている。これがぱなまんさんという歌い手です。ライブ活動などをするぱなまんさんも見てみたくないわけではありませんが、今のような硬派なスタイルだからこそ、今後も長く続けてくれそうという期待も持てます。
セーブポイント発見。
セーブしますか?
(カーブミラーの反射光) pic.twitter.com/npqrLGcaGx— ぱなまん (@pana_pana_man) 2017年2月12日
シュールなtweetと合わせて、これからも歌い手としてのぱなまんさんをチェックしていきたいですね。これからもついていきます、ぱなまんさん!
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