アニソン?ヲタソン?いや違う、今の『ボーカロイド』とは?
ボーカロイド(ボカロと略されることも)とは、音声合成ソフトの総称。ニコニコ動画やYoutubeなどのサイト上では、それらのソフトを利用して作成された楽曲や動画を指す場合もあります。
最も有名なボーカロイド「初音ミク」の可愛らしいイメージイラストから、「アニメキャラ」ひいては「アニメソング」のような印象を持っている人も多いかもしれません。しかし今、一言にボカロ楽曲と言っても母体が膨らんでいるため、ジャンルとしては絞りきれないほど楽曲の幅が広がっているのです。
今回はそんな、音楽好きにこそ一度聴いてみて欲しいオススメボカロ曲をどんどん紹介して参りましょう!
ボカロの強み、電子音が効果的な楽曲!
『さよなら8bit』/さたな
レトロゲームを思わせるまさに「8bit」なピコピコ音に、心地よく乗れちゃう楽曲。
電子音を効果的に使用するアーティストに「Perfume」「きゃりーぱみゅぱみゅ」「capsel」の中田ヤスタカさんがいらっしゃいますが、こちらの楽曲はさらに「バンド感」と「ゲーム性」に特化しているのが気持ちいい!使われているボーカロイドはGUMI(メグッポイド)です。
『罰ゲーム』/くるりんご
くるりんごさんによる初音ミクとGUMIのデュエット曲。「カードゲームに勤しむ様子」を歌っているだけなのに、どこかぞわっとするような楽曲がこちらの『罰ゲーム』。
鳴らすギターフレーズや手数の多いドラムが荒削りですが、きらきらした電子音が全体の印象を変えてしまいます。
歌詞はどうみてもヤンデレなのにノれる四つ打ち楽曲!
『CARLA』/seleP
ボカロP・seleさんの楽曲達には「ヤンデレ好きに定評のあるうp主」というタグがつけられています。この楽曲『CARLA』も、闇を感じさせるちょっとゆがんだ(?)歌詞が特徴的!
しかしサウンドはどちらかと言えばハイファイなダンスサウンドの要素を持っており「ヤンデレ+トランス=ヤントラ」とも言われています。ボーカロイドの人工的な声と打ち込みサウンドが合致することで、生歌とは一味違った独特な世界感を作り出してしまうのです。
先ほどご紹介した原曲はIA -ARIA ON THE PLANETESというボーカロイドを使っていましたが、こちらは別のボーカロイド結月ゆかりを使ったアレンジverの『CARLA』。
聴き比べてみると、使うボカロによって歌声はもちろん曲の雰囲気にも違いが出てくることが分かって面白いですよ!
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