すぴ豊です。
今年も「24時間テレビ」を見ていました。チャリティとエンタテインメントの関係性みたいなことで語られることも少なくない番組ですが、僕自身はこの番組を通じて知ること・気づかされることも多いし、マラソン中継の終盤で名曲「負けないで」がかかるお約束の展開も好きです。
海外ではアメコミヒーローもチャリティーを
さて、海外でもセレブが社会問題や寄付に積極的に取り組み、それがキャンペーンとして拡がるという事例は多いのですが、今回はアメコミ・ヒーローがこうした社会活動に携わった例をご紹介しましょう。
Robert Downey Jr. Invites You to the Set of the Next Avengers Movie // Omaze
これはもう終わってしまったのですが、「アイアンマン」や「アベンジャーズ」で、アイアンマンことトニー・スタークを演じているロバート・ダウニィJr(RDJ)は夫妻でRandom Act Fundingという慈善団体を設立しています。
薬物依存症のリハビリセンターや児童施設に寄付しているようです。そしてここがOMAZEというところと提携したときのキャンペーン。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=l3eis7wFKTw
OMAZEは、寄付をすると抽選でハリウッド・セレブリティと素敵な体験が当たるなどの企画をして、寄付金を多く集めるというシステムです。
最低10ドル寄付すると、抽選で「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」の撮影現場に招待され、RDJがアテンドしてくれる!しかもホテルは4つ星ホテル。またRDJと一緒にチャリティ活動にも参加、等の経験が出来ます。
有名なところでは「難病と闘うこどもたちの夢の実現」を目的とする Make-A-Wish Foundation(メイク・ア・ウィッシュ)というボランティア団体があります。日本の支部もありますね。
Official Batkid Video
ここの事例では、バットマンに憧れる子ども(白血病と戦うマイルス・スコットくん)のお願いをかなえたバットキッドが有名です。日本でもニュースでとりあげられました。
Justice League Kids
またこれは寄付とかではないですが、ジョシュ・ロッシというカメラマンさんが障害や難病のある子どもたちで、映画「ジャスティス・リーグ」を再現!内なる力を称えるという主旨の作品として発表し話題を呼びました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=l3eis7wFKTw
ヒーローと言えば人を助ける者、だからヒーロー・コンテンツとこうした活動は相性がいい、とも言えますが。実はアメコミのヒーロー物は、ケネディ大統領の有名なスピーチ:
「あなたが、あなたの国・故郷・地域のために何が出来るのか考えて欲しい」
“ask what you can do for your country.”
という精神を受け継いでいるという説もあり、人々や地域のために行動を起こすことの大切さの象徴でもあるわけです。
ヒーローのあり方は行動によって示される
最近ではアメリカを巨大なハリケーン・ハービーが襲いました。これについてもヒーローたちが立ち上がっています。
被害への支援を募るメッセージ・ビデオに「アントマン&ワスプ」「アベンジャーズ4」の出演陣が 登場し、皆に呼びかけています。
Marvel Studios Day of Giving
これも素晴らしいことなのですが、僕はスパイダーマンが避難所を訪れて子どもたちを元気づけたというこのニュースも心に残りました。
Your friendly neighborhood Spider-Man making kids smile at the GRB: pic.twitter.com/K2NSweXAE4
— Stef Manisero (@StefManisero) 2017年8月29日
誰かがスパイダーマンの格好をし…いや、本当のスパイダーマンだったのでしょう。
こういうのを見ると、“ヒーローとは、人々の心の中にあるヒーロー(勇気と善の心)を呼び覚ます存在なのだ”というコトバを思い出します。
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