大学や専門学校のない離島「壱岐島(いきのしま)」
舞台となる長崎県の壱岐島には大学や専門学校はなく、卒業生のほとんどが島を旅立っていきます。
壱岐島は自給自足の出来る「実りの島」という顔もあり、米や麦、牛や鶏などの食料以外にも小学校や病院、さらには自動車教習所という、生活に必要なものが揃っていたりもします。
動画の主人公となる大久保和真くんは、壱岐島で農業をやるために、高校卒業後は島の外の農大で学ぶことを決意しました。
動画の感動的な内容をダイジェストでご紹介!
父親をすでに亡くしていることもあり、「大学で農業を勉強して、島に戻って早くお母さんを楽させたい」と高校の卒業式を終えて語る和真くん。
彼のお母さんはそんな優しい彼の言葉がうれしい半面、少し心配していました。
何故なら小さな頃から和真くんが調理師になりたいと夢見ていたことを知っていたからです。
いつも他人を優先する優しい和真くんに、陸上部の仲間たちも同じ思いでした。
そんな和真くんのために、感謝の気持ちとエールを送ろうと仲間たちはサプライズを企画します。
それは思いのこもったメッセージと手作りのプレゼントを、オロナミンC の「特製メッセージボトル」に詰めて陸上部の仲間がリレーで本人に届けるというものです。
そしてみんなで過ごす最後の夜。お別れパーティーが開かれました。
そこで特製メッセージボトルを手渡され、突然のサプライズに驚く和真くん。
みんなからのエールが詰まったプレゼントに和真くんは歓喜の声を上げ、大喜びします。
和真くんは仲間たちに感謝の言葉を伝え、新しい生活に向けて「良い思い出が出来ました」と語ります。
そして旅立ちの日がやってきます。港には遠くから駆け付けてくれた親戚などの姿も見えました。
後輩たちは校歌を歌い、先輩にエールを送りました。
島中から集まってくれた人々が太鼓を叩き、盛大に見送ってくれています。
汽笛がなると、色とりどりに飾られたテープがゆっくりと切れていきました。
和真くんのお母さんは涙ながらに息子の旅立ちを見守っています。
和真くんはエールを送ってくれたみんなに向けて、一言「ありがとう!」と感謝の言葉を残し、壱岐島から旅立って行きました。
オロナミンC WEB動画|メッセージボトルリレー
どうでしたか?やはり文字だけではこの感動は伝わりきらないと思うので、気になった方はぜひ動画の方もチェックしてみてください!
いつでも人と繋がれる世の中だからこそ響くメッセージ
「元気ハツラツ!」をスローガンに掲げるオロナミンCは、日本中の人々をもっと「前向き」「元気」にすることを目的にこの動画を企画したそうです。
哲学者の三木清が「孤独は山になく、街にある」と語るように、デジタルツールの発達でいつでも人と繋がれる時代だからこそ、世の中には孤独が溢れていると言えます。
「がんばれ!」と「ありがとう!」が詰まった今回の動画は、アナログなメッセージだからこそ、そんな時代を生きる私たちの心に強く響くような気がしました。
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