物理エンジン動画とマッドサイエンティスト・むにむに教授とは
物理エンジンとは3次元シミュレーションプログラムの名前です。ざっくり言って「コンピュータの中に仮想空間を作って、何かしらを動かすもの」くらいにとらえて頂ければいいと思います。
仮想空間の中は現実では実現不可能なことを試してみることができるため、学問や3Dアニメに用いられます。そんな物理エンジンを用いて、現実では普通やる気にならない(?)バカバカしい実験を繰り返す動画投稿者がむにむに教授さんです。
「地獄絵図」「大惨事」「いとも容易く行われるえげつない行為」「どうしてこうなった」などのコメントが多数つくこの方の実験の数々を、今回はご紹介したいと思います。
王蟲の突進はロボットで止められるのか
こちらの動画は、アニメ映画「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲の突進を、ロボットアニメに登場するロボットたちが止められるか検証するというもの。
ガンダムは王蟲の突進を止められるか物理エンジンで検証した
なお、動画中のコメント「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲」は、空知英秋先生の人気漫画(アニメ)「銀魂」に登場する大砲です。
「風の谷のナウシカ」では主人公であるナウシカが、怒り狂った王蟲の突進を止めましたが、ナウシカがいなかった場合にどのくらいの破壊力があったのかが伺えます。
その力は想像以上にとてつもないもの。作中のナウシカの行為がいかに偉大なものだったのか、讃えずにはいられません。 豆知識ですが、王蟲の鳴き声は布袋寅泰さんのギターの音です。
千手観音のビンタを検証
こちらは「千手観音の往復ビンタを検証した」という動画。
千手観音の往復ビンタを検証した
実際に腕が42本(千手観音像の多くは腕42本で作成されています)人間はいないのですが、これも物理エンジンを使えば、42本の腕を再現して動かすことが出来ます。
もし千手観音が42本の腕で往復ビンタをしようとすればどうなるのかを検証しているわけです。我々も両手で往復ビンタをすることはありませんし、どうしてこんな検証を思いついてしまったのでしょうか。
うねうねと動く42本の腕はなかなかのインパクトを私たちに与えてくれます。
ブランコで一回転
こちらは「「ブランコで一回転できるか?」永年の謎に決着をつけた」という動画。
「ブランコで一回転できるか?」永年の謎に決着をつけた
実際に私たちがやってみるには危険な実験です。動画内では一般的な結論を紹介しつつ、意外な結末が待っています。
こんなやり方で一回転できるとは、思いもよりませんでした。
1kmの滑りdie
こちらは「物理エンジンで高さ1000mのすべり台を作った」という動画。
物理エンジンで高さ1000mのすべり台を作った(プレミア版)
動画を見る前に、「滑りdie」「スタイリッシュ自殺」「手の込んだ自殺」などと極めて不穏なタグが目に入るかと思いますが、これらのタグそのままの動画となっています。色々な意味で壮観です。
「必要は発明の母」、みたいな言い方をすると、「疑問」は「新しい知識の母」なのでしょう。どうしてむにむに教授はこんな疑問を持ったのでしょうか。この新しい知識は一体何なのでしょうか。
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